出土した鉄道遺構を移築保存へ門司港駅周辺が候補先

JR門司港駅前に北九州市が整備している施設の現場から旧門司駅の遺構が見つかったことについて市は遺構の一部を切り出し移築する方針を発表しました。

武内和久市長「出土した鉄道遺構のうち土木の歴史、これを顕著にあらわす部分を切り出して移築保存をいたします」

北九州市はJR門司港駅前に市民会館や図書館などが入居する複合公共施設の整備を総工費78億円かけて進めています。

建設現場では旧門司駅の機関車庫の外壁などが見つかり北九州市は、この遺構を一部移築し保存する方針を発表しました。

江戸時代の手法と近代コンクリート技術が共存するなど当時の土木技術がわかる貴重な資料のためとしています。

移築先は門司港駅の周辺で検討していて2000万円ほどかかる移築費用などについて2月議会にかけることにしています。

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